このたびは桑さにSS集『メイビースイート』を御手にとっていただき、まことにありがとうございます。
まさか今年だけで桑さに本を2冊出すとは自分でも思っていなかったので驚きです。以下、作品解説と言うより、後書き的な何かです。
<きっかけ>
歌合のBDを見ていたら、なんだかむしょうに桑さにを書きたくなったので、8月上旬から1ヶ月、毎日桑さにSSを書くチャレンジを別アカウントでやっていた。この本はその総集編、のようなもの。
1ヶ月間のSSについてはPixivに全編アップしているが、この本には一部が収録されていない。単純に、自分が読んでいて恥ずかしくなったり解釈違いを起こしたりしたものを除いただけです。よくあるよくある。
<タイトル>
SSのタイトルをそのままSS集のタイトルに。「メイビースイート」という響きがなんとなく気に入って、そのまま使ってみた。本の内容的にも、まあ、多分甘いかな……? といったところで、ちょうど良かったのかもしれない。
<収録SSについて>
「目には目を」「君がいない間に」はPixivのSSまとめには収録していないSS。1ヶ月チャレンジをする以前に本垢で書いて載せていたものなので、ある意味レアと言えばレアかもしれない。
本垢はあくまで膝さにメインのため、一部のSSはtosで上げていたりする。画像欄を直接見なければ分からないものがいくつかあるので、なんというか、我ながらこそこそしまくってるなあ、という自覚はある。
<個人的お気に入り>
実は「君の上に咲く」がお気に入り。読み返したら、ふと『夢一夜』の第一夜を思い出した。桑名君にとって作物を育てるのは当たり前のことというか、特別なことではないのかもしれないが、それでも、花が咲く場所そのものは特別だったり、あるいは育つ花が特別だったり、そういう意味があるのかもしれないな、という話。一種のプロポーズに近いのかもしれない。
あとは「目には目を」だろうか。強かな桑名君、好きです。
<カードSS>
「メイビースイート」その後、のイメージ。日課という単語がよく似合う刀剣男士桑名君。こういうさりげない触れ合いが好きだという私の性癖がよく表れている。
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